2018年3月4日日曜日

社会人

3月から社会人に復帰しました。前と同じIT系の仕事だけど、開発がメイン・・というか開発だけの現場だと思われます。

 前の職場は『近くにいるIT便利屋(開発者兼ヘルプデスク兼保守者)』という立場。
10年近く在籍していたこともあり、勝手知ったるなんとやらで伸び伸びと仕事をしていたと思います。IT系の人間が他にいないので助けてくれるのはGoogle先生だけでしたが、技術力を比較されることも無い。

 今の場所で何より感じていることは『窮屈』です。
環境が悪いとか嫌な人がいてギスギスしているというわけではないです。
標準化と日単位で切られているスケジュールに窮屈を感じるんですよね。開発は一人ではなくチームで行うので標準化もスケジュールも理解しますが、Excel方眼紙で作られた1日単位で埋められたスケジュールを見て言葉を失いました。
以前開発していた時も確かにスケジュールはありましたが、もう少し大雑把(○日までに終了)だったと思います。慣れと経験で前詰めに作業も出来たので気にならなかっただけかも知れませんが。
 標準化はもう『覚えて慣れろ』のひと言。コーディングなら既存のソースを見れば馴染める自信があるのですが、今回は新規作成案件でさらに設計書を書く段階。なので「設計書の書き方ルール」と格闘しています。機能を実現するのに「標準関数(オリジナル)」を使わないといけないのでそこでも「標準」を組み込んだ設計書にしないといけません。これって一応IT業界経験者とは言え、そこの経験値ゼロの人にはハードルが高い高い。

その会社の枠(標準化=独自ルール)に収まるのが『窮屈』の正体だと思っています。

それと久々のチームでの仕事ですが、いまは自分の個性は必要ない仕事です。
誰でもできる簡単なお仕事。ライン作業と同じ。それを感じてモチベーションが下がってます。10年以上働いている人もいましたが、個性のある仕事には見えませんし、自分がその立場になって働きたいとも思えませんでした。

「朱に交われば赤くなる」で時間が経ち慣れれば「当たり前」になるのかも知れません。
ただ、要件定義から設計書そしてツールの作成に数人月使っているのを見て、大半の時間を紙の成果物を作っている今の職場は長く働きたいとは思えませんでした。
いま作っているものは、前の職場だったら一人で一ヶ月以内に作り上げていると思います(設計書などの成果物は圧倒的に少ないですが)。

他の開発の現場もこんな感じだとしたら「もうIT業界での仕事は辞めるか」という気持ちです。IT離れたら無芸なおっさんになるので次の仕事が見つかるか怪しいですが、月収20万以下にも容認しますし。

土下座で前の職場(だけど違う部)に復職できないかなw

今の気持ちのままなら現プロジェクトが終了するときが辞め時ですね。3年頑張ろうと思っているので楽しくなるといいけど。